社内SEとしてメーカーに勤務しているDさん。普段はオフィス内でサーバの管理や社員が使うパソコンのメンテナンスなど精力的に仕事をこなしています。その働きぶりも社内から定評があって、社内セキュリティに関する意識レベルも高く組織の中で価値のある人材。ただ、その真面目な性格ゆえに仕事を多く抱え込んでしまい、最近は少しオーバーワーク気味のようでした。
Dさんはその日、社内サーバのメンテナンスを行うため残業をしていました。21時頃にひととおりの作業を終えて、ほっと一息をついたDさん。ふと目の前を見ると、立て続けにさまざまな種類の仕事をこなしていたため、デスクは書類でいっぱいです。「仕事も片付いたし、デスクを整理してから帰ろうか…」。散らかった書類の整理を始めたDさんは、要らなくなった書類を集めました。…普段は書類の中身を確認してから破棄するのですが、その日は疲れが溜まっていたせいか注意力が散漫になっていました。Dさんは、知らず知らずのうちに社内の機密情報や顧客情報がふんだんに盛り込まれた書類の束を、ゴミ箱に捨ててしまったのです。
その2週間後、ユーザーからクレームの電話が入りました。「会員登録をしてからというもの、知らない会社からの勧誘電話が酷いんですが」。その原因を社内で追求すると、情報の漏洩元はなんとDさんがあの日ゴミ箱に捨ててしまった顧客情報だったのです…。
仕事熱心なAさんは、ある日作りかけの企画書を完成させるため、就労規定で持ち出しを禁止されているにも関わらず書類や資料を自宅へ持ち帰ることにしました。しかし…。
趣味がインターネットのBさんは、日頃からパソコンを使って音楽を聴いたり、ゲームで遊んだりするなどして休日を満喫していました。しかし…。
話好きのCさんは、休憩時間や昼食時間中に同僚と会話をするのが大好き。その日も、同僚3人で帰社後に外食をしていて、クライアントの話で盛り上がっていました。しかし…。
派遣社員としてある企業に半年勤めているEさん。仕事環境や待遇にかなりのストレスを溜めてしまっていたEさんは、企業に復讐するためついに暴挙にでてしまいました。
主にメール受信しかできないというほど、パソコンを使い慣れていないFさん。ある日、知人から届いたメールを開いたことで、とんでもない事態が起こってしまいました…。
機械メーカーの営業として働く若手社員のGさんは、意欲的に仕事に取り組む若手のホープでした。彼はその日も夜遅くまでオフィスに残り、翌日の訪問先へ持っていく資料を作っていました…。