ICカードは、交通機関の定期などに使われるようになったことで世の中に知られる技術となりました。最近ではその技術がさまざまなシーンで応用されるようになり、セキュリティシステムにもICカードの利点が使われはじめています。ICカードの特長が分かる例をあげるには、銀行のクレジットカードがよいでしょう。従来のクレジットカードには磁気の技術が利用されていましたが、スキミング被害の増加によりICカード技術の導入、一般化が期待されています。磁気カードと比べて、ICチップの中に書き込まれた情報を不正コピーするのは非常に困難だと言われています。もちろん、個人情報の漏洩を防ぐ目的では非常に高いメリットがありますね。そしてそれらは、企業のセキュリティシステムにも応用されはじめているのです。
例えば、数多くの企業が入っているオフィスビルのセキュリティシステムなどがその一例。最近建設されたビルでは、従来の磁気によるセキュリティカードではなくICカードを導入しているケースも見られます。自社での導入をしないまでも、こうしたビルを探してオフィスを移転することも立派なセキュリティ対策だといえるでしょう。