「LOVELETTER」が世界中で猛威をふるったのは2000年の5月。フィリピン在住の専門学校生が作ったと言われていて、当時はマイクロソフト社や米軍までもが感染し、FBIが捜査に乗り出すまでスケールの大きな事件につながりました。このコンピュータウイルスもまた、電子メールを使って巧妙なプログラムがなされたもので、「kindly check the attached LOVELETTER coming from me」(私からのラブレターを添付しました。どうぞ読んでみて下さい)という本文とともに届きます。メールに添付されている「LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.vbs」というスクリプトファイルを開かない限りは感染することはありませんでしたが、やはり差出人が知人や友人からのものであったため、知らずにファイルを開いてしまう人がたくさんいたようです。
「LOVELETTER」の大きな特徴は、感染後の被害にあります。まず、感染後はパソコンのメモリからパスワードを検出し、自動的にアドレス帳にあるすべてのメールアドレスへウイルスメールが送信されます。さらに、「vbs」「vbe」「js」「css」「wsh」「sct」「hta」「jpg」「jpeg」「mp2」「mp3」などの拡張子のファイルをすべて破壊してしまうのです。現在は既にこのコンピュータウイルスは死滅していますが、ウイルスの脅威を語るには最もふさわしいものの1つと言ってよいでしょう。
インターネットが社会に普及しはじめた頃に猛威を振るったコンピュータウイルス「Happy99」。流行した時期や感染時の特徴はどんなものだったのでしょうか。
「Happy99」と同じく、1999年に流行したのが「Melissa」と呼ばれるコンピュータウイルス。ここでは、「Melissa」の流行した時期や感染時の特徴について説明していきます。
当時、過去最悪のウイルス被害をもたらしたと言われている「Nimda」。特に「Nimda」はマイクロソフト社のソフトウェアを狙ったコンピュータウイルスでした。
「Sasser」は、当時、作者が逮捕される事件にまで至ったという珍しいケースのコンピュータウイルスでした。ここでは、「Sasser」の流行した時期や感染時の特徴について説明していきます。
名前の通り、日本で発生したコンピュータウイルス。「山田オルタナティブ」は当時日本で流行していたソフトウェアやインターネットサイトを通じて感染が広がりました。